当院の設備
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クリニック外観
阪急宝塚線曽根駅前。改札口(ひとつ)前スクランブル交差点の向かい側、三車線通り沿いにある茶系統色のマンションの一階です。
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空気滅菌・清浄器
開院来活躍中のFDS-1500(フクダ電子)でウイルスや細菌が死滅。また、ダイキン、ダイソン、ダイニチのエアコン、空気清浄器、除加湿器等で院内の空気を浄化しています。
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検査一般
血液・尿検査、心電図検査、エックス線検査、超音波(腹部、頸動脈)検査等を行い、豊中市民健診、肺がん検診、大腸がん検診、前立腺がん検診などにも対応しています。
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ワクチン接種
原則として高校生以上の、インフルエンザ、高齢者肺炎球菌、新型コロナウイルス、麻疹・風疹、B型肝炎、水痘、おたふく、帯状疱疹、高齢者RSウイルス等に対応しています。
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介護保険主治医意見書
かかりつけ患者が介護保険の利用を必要とするようになった場合、主治医意見書を記載しています。また、そのような方で通院が困難な場合には、訪問診療にも対応しています。
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紹介状・診療情報提供書
診療上必要と認められる場合には、適宜、病院ないし診療所宛てに診療情報提供書を記載しています。
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診断書
学校や職場、生命保険会社等への診断書を記載(自費診療)していますが、必要な診療の伴っていない場合には応じかねることがあります。
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地域の包括的な取り組み
自治体や社会福祉協議会ないし地域包括支援センターあるいは虹ねっと(連絡会)(医療と介護の連携を核とした豊中独自の取組)などの推進する、健診(検診)・ワクチン接種・審査会・委員会・研修(勉強)会あるいは学校保健や休日診療所(医師会当番制)への出務・参画を通して、健やかで安心できる暮らしの実現に微力を尽くしています。
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在宅医療への移行1(連携)
定期的、継続的に通院中(かかりつけ)の方が通院困難となってきた際には、本人や家族から相談を受け、往診・訪問診療(定期的に患家に赴いて行う診療)などの在宅診療および必要に応じて病院や老人保健施設、ショートステイへの入院、入所に繋げられるよう開院来向き合ってきました(病診連携・診診連携・医介連携)。
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在宅医療への移行2(訪問診療)
それまでの通院期間や経過が相応に長く、生活や診療について「話」ができている場合(かかりつけ)、弊院からの往診(比較的急な訪問事情による診療)ないし訪問診療(訪問による定期的な診療)あるいは在宅での看取りに対応しています。 一方、初診の方や本人およびご家族と話し合えていない場合、あるいは人生観や価値観が共有できていない場合には、適当な医療を提供しがたいため他の医療機関に診療を引き継ぎます(「在宅療養支援診療所」を届け出ていません)。
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在宅医療への移行3(安心)
在宅医療では、安定している場合は、月一回程度ご自宅に伺い診療を行っています。同時にケアマネジャーとご相談のうえ適切な訪問看護を受けていただきますが、24時間対応の訪問看護ステーション(訪看)との連携でより強い安心が提供できます。
患家には弊院の自宅連絡先をお知らせしているほか、連携する訪看には、携帯電話番号をお伝えし、さらに、ICTを用いて時宜を得た情報交換も行っています。 -
地域の包括的な診療1(社会の一員)
市民(患者・家族)が安心して生活できるよう、医療の面から支えます。
医療機関同士(病病、病診、診診、医歯、医薬、医看)および社会福祉協議会や地域包括支援センターを含む介護・福祉事業者・施設(医看、医介、医福)、あるいは学校、警察、民生・児童、校区福祉に携わる皆さんとの協働・連携・連帯を心がけています。 -
地域の包括的な診療2(ICTの利活用)
とりわけ、サポートが必要な方の大きな柱のひとつである介護相談支援員(ケアマネジャー)や訪問看護ステーションからの相談に適切に対応することで市民(患者・家族)の安心を下支えしています。
迅速性、透明性、共有性、秘匿性に基いた「虹ねっとcom」などICTを利活用することで常時情報の確認ができる体制を確保しています。 -
地域の包括的な診療3(医療DX)
医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、受付、決済にとどまらず、PHR(個人健康記録)やEMR(電子医療記録)の充実を礎に、EHR(電子健康記録)といった医療機関や地域を超える連携、またその先までの情報の共有、利便を見据えています。
デジタルとアナログ(連続性や人肌・人情味)との絶妙なアンサンブルが心地よい音楽(健康・生活)を奏でるものと考えています。 -
地域の包括的な診療4(アナログ)
介護保険制度の利用に関する相談、地域包括支援センターとの連携、主治医意見書の作成、ケアマネジャー・訪問看護ステーション・介護保険事業所との連携、ICTを用いた医療・介護・福祉関係者との連携、サービス担当者会議への出席、認知症施策やメンタルヘルスの取り組みへの協力等を通じて、情報だけでなく心も通うよう取り組んでいます。
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日常診療の流れ1(受付)
原則として直接ご来院ください。
しかしながら、かぜ症状や10日以内に発熱のみられた方は、受診前にお電話ください。国の呼びかける感染症対策に鑑みて来院時刻の指定を受けていただくことで、待ち時間と在院時間の短縮、適切な空間の確保など感染の予防が図れています。
また、オンライン診療は有用ですが、行う機会があるとしても、初診では「かぜ」の診察や向精神薬の取り扱いはいたしませんのでご了承ください。 -
日常診療の流れ2(診療内容)
生活習慣病や消化器疾患をはじめとして、主に内科系の症状や疾患を中心に診療を担当しています。
弊院はマイナンバーカードによる受付、オンライン資格確認、明細書の無償発行、クレジットカード(VISA、JCB、Master、Amex、UnionPay)による決済に対応しています。
マイナンバーカードの利点、履歴を活用することで、診療の幅が広がってゆく見通しです。 -
日常診療の流れ3(電子カルテ)
電子カルテによる診療情報の保存、活用を行っています。
マイナンバーカードの医療健康の履歴から得られる他院の投薬内容や健診での血液検査結果などを参照することで質の高い診療を期しています。今後アレルギー歴や病名、診療情報提供書の情報取得が可能になれば、夜間や休日、旅行先等での利用も期待されます。
一方では、カードを日常的に携帯することに伴うリスクへの対策が不可欠となってまいります。 -
日常診療の流れ4(処方箋)
投薬は院外処方箋で対応しており、状態が安定していれば、28日ないし30日などといった長期処方を行っています。
処方箋は紙と電子処方箋によっています。後者では発行後の変更が難しいため、確認や申告など今以上のご協力を患者さんにお願いすることになります。
薬局の便宜や薬品流通あるいは医療費抑制の観点から「一般名(有効成分の名称)処方」が勧められています。 -
日常診療の流れ5(薬剤)
弊院でもジェネリック医薬品がある場合には一般名処方を主としていますが、国や保険者の推奨するジェネリック医薬品(後発品)使用に同意するか、開発メーカーの医薬品(先発品)にこだわるか(選択療養費の負担を要する場合があります)の意思表示や残薬(日数調整・要不要)などを個別に確認することが一層必要になっています。
また、流通の不安定な情況下では希望の医薬品が入手できないことがあることに理解を示す必要が生じています。 -
日常診療の流れ6(検査)
血液検査、心電図検査、エックス線検査、腹部超音波検査、インフルエンザ・新型コロナウイルスの経鼻的抗原検査、ピロリ菌抗原検査などを適宜行っていますが、病状・経過によっては保険診療の認められていないことがあります。上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査、大腸内視鏡検査が必要な場合には、適切な医療機関を紹介させていただいております。
また、診断書や証明書(自費)は診療(録)に基づいて発行します。経過が確認できない場合や状況によってはお申し出に沿えないことがあります。 -
日常診療の流れ7(病診連携)
病診、診診、医歯、医薬、医看等の連携を密にして患者に還元しています。
勉強会(研修、講演会)、ミーティング、情報交換等を通じて関係者との顔の見える関係の構築に努めています。
地域医療連携登録医として、市立豊中病院、市立池田病院、箕面市立病院、大阪刀根山医療センター、国立循環器病研究センター、大阪国際がんセンター、済生会中津病院、淀川キリスト教病院、住友病院との連携を深めているほか、阪大病院、関西メディカル病院、小西病院、さわ病院、大阪脳神経外科病院、豊中平成病院、豊中平成記念病院、関西リハビリテーション病院、豊中敬仁会病院他との密な連携をはじめ、垣根なく病院、診療所に紹介を行っています(順不同)。 -
日常診療の流れ8(医介連携)
歯科、薬局との連携も分け隔てなく、問い合わせにも丁寧に応じています。とりわけ近隣機関とは顔の見える関係の構築を実践してきているところです。
また、訪問看護ステーションとの連携も同様で、スギ訪問看護ステーション曽根、かなめリハビリ訪問看護ステーション、緑地公園訪問看護ステーション、絆リハビリ訪問看護ステーション、豊訪問看護リハビリステーション、あいわ訪問看護ステーション、やしのき訪問看護スターション(順不同)他にお世話になりながら、あるいは地域のケアプランセンター、ケアマネジャーの皆さまにお世話になりながら患者の健康や生活を支えています。 -
日常診療の流れ9(診療明細書)
診療内容について記載した明細書は至極自然に無償で発行しています。
二年に一度改定されている診療(報酬)のきまりごとは、昨今、多様化、複雑化してみえます。対応すべき内容の変化は膨大となり、診察の手順や制約また事務量の増加を余儀なくされてもおり、在院時間、待ち時間の増加につながっている面が否めません。それらが反映された診療明細書となっていますので、その記載にわかりにくい点などがございましたらお気軽にお尋ねください。