お知らせ
診療報酬の改定2
6月1日から診療に係わるとりきめがかわりました
安心・安全な医療にむけて、国・医師会・診療所などが患者さんとともに取り組んでゆく将来像のいくつかが映し出されています
コロナ禍で得た教訓を次代の感染対策に活かすことや必要な医療に適した人材の確保、入院・施設への入所・住み慣れた自宅での生活などが本人家族や時代に見合うよう意図されています
また、病気の治療と予防は変わらない柱ですが、その充実に向けてデジタル化の推進や情報共有がより具体的かつ現実的になることは望ましいことでしょう
生活習慣病とされる糖尿病・高血圧症・脂質異常症についての取り組み方や、かかりつけ医・かかりつけ薬局を持つ意識と意義ならびにその役割、また医療と介護の連携などについて考えさせられています
このような取り組みには、時間、費用、関係者の理解や行動力等が必要となり、違和感や課題を感じることはこれまでにもくり返されてきたことに違いありませんが、議論や試行錯誤を経て進むものでもあります
よりよい仕組みが手に入るよう、また残るようあるいは残すよう不断に努めることが強く求められています